-BALTIC COUNTRIES 3 -
-EESTI-エストニア
旅も大詰め、最終日はエストニア首都タリンです。正直に書きましょう。ヴィリニュスやリーガのような素朴さはありません。お金に余裕のある中高年の方の「ヨーロッパ古都、満喫の旅」でしたら十分に楽しめる街だと思います。中世の空気をそのまま残し、急な坂道や石畳にどきどきしながら下町から山の手へ歩く。ちょっと哀しい伝説とドイツの伝統的建築で、まさにメルヘン。更に英語が堪能な方ならこれほど素晴らしい観光地はないでしょうね。でも残念ながら、私には少し早かったようです。

下町には面白い名前の通りがたくさんあり、中には「幽霊通り」なんてものも。ある家でオランダ商人が妻を殺し、その霊が出るようになったんだそうです。他にも幽霊が雨戸を閉めるだとか猫を投げた井戸だとか、壁に埋め込んだとか、怖い伝説がたくさんあるのもこの街の自慢のようです。現地人と触れ合える場所は少なく、とにかくお客さんとしてどう楽しむかがこの街のポイントではないでしょうか。そして観光地だからこそ許されるのは、細い路地に入ったり中庭を覗いてみるなんてこと。素敵なお店は裏庭にあったりしますものね。「入っちゃ駄目よ」なんて言われたら「ごめんなさいね、わからなかったの」と言えば済むのも観光地ならではの利点でしょうか。
夜はチョコレートが自慢のカフェで。民家をそのまま使った薄暗い店内はとってもロマンチック。チョコレートも上品な味でおすすめです。
今回の旅で感じたのは、これらの地域でロシア語はもう古い言語となりつつあるということ。でも使われなくなっているロシア語に力を感じるのも事実です。力というと語弊があるかもしれません。魅力や深みや、そんなもの。最初は軽い気持ちでロシアに興味を持ちましたが、気づいてみるととっぷりはまってしまいました。噛めば噛むほど、知れば知るほど愛らしく感じられます。近隣諸国が急速に西洋化していく中、ロシアにはこの独特の雰囲気を守って欲しい、いつまでも素朴でいて欲しいと願います。.
.
旅の写真はフォトアルバムにUPします。
| コメント (1)







新市街も素敵な建物にわくわくさせられました。ユーゲントシュティール建築が並ぶアルベルタ通りには特に。一番右の美しい階段は、博物館入り口にあるらしいとの情報でしたがなかなか見つからず。道行くおばあちゃんに「この写真の階段がどこにあるかご存知ですか?」と聞けば「知ってるわよー!綺麗よね~、わざわざ遠くからありがとうねえ~」と言って去っていってしまうし。場所が聞きたいのよ、おばあちゃん!結局住所を頼りにやっと見つけました。いや、進入しました笑 もうこの階段が見られただけで満足です。ルァゼンタールス・ブラウマニス博物館では学芸員さんの丁寧かつ素晴らしいロシア語に感動しました。









最近のコメント